Midjourneyとは?意味・仕組み・使い方を初心者向けにわかりやすく解説

Midjourney(ミッドジャーニー)は、画像を生成できるAIサービスです。文章による指示や参考画像を利用できます。

Midjourneyを初めて知った人でも利用できます。画像生成AIの基本的な流れを押さえることが大切です。

この記事では、Midjourneyの意味や仕組みを解説します。初心者向けの使い方、料金、利用時の注意点も紹介します。

目次

Midjourneyとは

Midjourneyは、テキストや画像から新しいビジュアルを生成するサービスです。

AIには、生成AIという技術分野があります。Midjourneyは、その技術を画像制作に利用するサービスの一つです。

どのようなサービスかを簡単に解説

Midjourneyでは、作りたい画像を文章で入力します。その内容をもとに画像が生成されます。

たとえば、次のようなイメージです。

「夜の東京を歩く未来的なロボット、映画のような照明、雨上がりの道路」

このような文章による指示はプロンプトと呼ばれます。

Midjourneyでは、文章だけでなく参考画像も利用できます。構図や色、雰囲気などを生成結果へ反映できます。

現在はWebブラウザから利用できる

以前は、MidjourneyをDiscordから利用する方法が一般的でした。

しかし、現在は公式サイトの「Create」ページから直接生成できます。Discordは必須ではありません。WebブラウザのImagine barへプロンプトを入力します。

2026年8月20日時点では、Midjourneyの標準モデルはV8.2です。V8.2は2026年7月24日にデフォルトモデルとなりました。

Midjourneyの仕組み

利用者から見ると、仕組みは4段階です。「指示する→生成する→選ぶ→調整する」という流れで理解できます。

Midjourneyでプロンプトから画像を生成する画面

プロンプトから画像が生成される流れ

基本的な流れは次のとおりです。

  1. 作りたい画像をプロンプトで指定する
  2. Midjourneyのモデルが入力内容を処理する
  3. 条件に応じた画像候補が生成される
  4. 気に入った画像を選ぶ
  5. バリエーションや編集機能で仕上げる

現在の公式スタートガイドでは、通常の画像生成で複数の候補が表示されます。

さらに、アスペクト比やスタイルなどを調整できます。モデルのバージョンを変え、異なる結果を試すことも可能です。

Midjourneyと拡散モデルは同じ意味ではない

画像生成AIを調べていると「拡散モデル」という言葉を見ることがあります。

拡散モデルは、画像生成で利用される技術概念の一つです。一方、Midjourneyは利用者が実際に画像を作成するためのサービス名です。

なお、現行モデルの内部構造や学習方法は、すべて公開されているわけではありません。そのため、サービスと特定の技術方式を同一視しないことが重要です。

Midjourneyでできること

Midjourneyは単純な「文章から画像を作るツール」だけではありません。参考画像や編集機能などを組み合わせながら、イメージを段階的に仕上げられます。

MidjourneyのWeb版で画像を編集する流れ

テキストから画像を生成する

もっとも基本的なのが、テキストによる画像生成です。

作りたい対象や背景、雰囲気などを文章で指定します。すると、その内容をもとに画像候補が生成されます。

たとえば、広告やWebサイトのビジュアル案に活用できます。イラストのアイデアやコンセプトアートの制作にも便利です。

参考画像を使って生成する

Midjourneyには、画像をプロンプトへ加える機能があります。

参考画像に含まれる要素や構図、色などをヒントにします。それをもとに新しい画像を生成できます。

第三者の画像を使う場合は、利用する権利があるか確認しましょう。

画像を修正・展開する

気に入った画像から、別のバリエーションも作れます。一度生成して終わりではありません。

さらに、Editorでは画像の一部分を変更できます。表示範囲を広げる編集機能も利用できます。

生成と編集を繰り返し、目的に近い画像へ調整できます。これはMidjourneyの特徴です。

生成画像から動画を作成する

現在のMidjourneyには動画生成機能もあります。

画像を最初のフレームとして指定し、そこから動きのある短い動画へ展開できます。

そのため、Midjourneyは画像生成を中心とするサービスです。ただし、静止画だけに限定されません。

Midjourneyの使い方

初心者の場合は、まずWeb版から始めると操作の流れを理解しやすいでしょう。

初心者向け5ステップ

1. Midjourneyへログインする

Midjourney公式サイトへアクセスし、アカウントへログインします。

2. プランを契約する

Midjourney公式サイトやDiscordでは、現在通常の無料トライアルは提供されていません。そのため、基本的には有料プランを契約して利用します。

3. Createページを開く

ログイン後、画像を生成する「Create」ページへ移動します。

4. Imagine barへプロンプトを入力する

作りたい画像を文章で入力して送信します。

たとえば、次のように対象と雰囲気を短く指定できます。

a modern Japanese cafe at night, warm lighting, cinematic photography --ar 16:9

5. 気に入った画像を選んで調整する

生成された画像から方向性の近いものを選び、VariationsやEditorなどを利用して調整します。

最後に目的に合った画像を保存して使用します。

プロンプトは短く具体的にする

Midjourney公式ドキュメントでは、長い指示を大量に並べるよりも、短く明確なプロンプトが推奨されています。

初心者は、次の要素から必要なものだけを加えると作りやすくなります。

  • 主役:何を描きたいか
  • 場所:どこにいるか
  • 雰囲気:明るい、幻想的、落ち着いたなど
  • 表現:写真、イラスト、3Dなど
  • 光:自然光、夕方、映画風など
  • 構図:アップ、広角、俯瞰など
  • アスペクト比:横長、縦長、正方形など

最初から完璧なプロンプトを作ろうとせず、生成結果を見ながら条件を増減する方法がわかりやすいでしょう。

Midjourneyの料金

2026年8月20日時点では、4種類のサブスクリプションがあります。

プラン月額料金
Basic10ドル
Standard30ドル
Pro60ドル
Mega120ドル

年間契約を選ぶと、公式料金では月払いより割安になります。

また、Standard以上では画像生成にRelax Modeを利用でき、Pro・MegaではStealth Modeも利用できます。

料金やプラン内容は変更される可能性があるため、契約前には公式サイトで最新情報を確認してください。

Midjourneyを使うメリット

Midjourneyの大きなメリットは、文章から短時間で複数のビジュアル案を試せることです。

たとえば、まだ完成イメージが固まっていない段階でも、複数の案を生成して比較できます。

さらに、参考画像やStyle Reference、Personalizationなどを利用すれば、自分が求める雰囲気へ近づけることも可能です。

画像生成AIを初めて学ぶ場合にも、「文章で指示する」「結果を見る」「条件を変えて再生成する」という基本的な流れを体験しやすいサービスといえます。

一方で、生成した画像をそのまま最終成果物として使うのではなく、目的や権利関係を確認したうえで人が判断することも重要です。

Midjourneyを使うときの注意点

Midjourneyを利用するときは、画像の品質だけでなく、公開範囲や権利関係にも注意しましょう。

Midjourneyの画像生成結果と調整機能

生成内容は原則として公開される

Midjourneyでは、通常の利用で生成したコンテンツは公開状態になることがあります。

公式利用規約では、公開されたコンテンツをコミュニティ内で他の利用者が閲覧・リミックスできる仕組みが説明されています。

非公開性を重視する場合は、ProまたはMegaプランで利用できるStealth Modeなど、現在の公開設定を確認してください。

特に、社外秘資料や個人情報などを安易にプロンプトや参考画像へ入力しないことが重要です。

著作権や商標など第三者の権利に注意する

生成AIを使ったからといって、第三者の著作権や商標、肖像などを自由に利用できるわけではありません。

Midjourneyの利用規約でも、入力するコンテンツについて必要な権利や許可を利用者自身が持っていることが求められています。

特定の作品や人物、ブランドなどを扱う場合は、生成できるかどうかだけで判断せず、実際の利用目的に応じて権利関係を確認しましょう。

商用利用には条件がある

Midjourneyの公式案内では、利用者が作成した画像や動画について、規約の範囲内で商用利用できる仕組みになっています。

ただし、年間総収益が100万米ドルを超える企業に属する場合は、企業用途で生成物を利用するためにProまたはMegaプランが必要とされています。

また、他人が作った画像をアップスケールした場合などには別の条件があります。

法律や規約は変わる可能性があるため、重要な案件で利用する場合は最新の利用規約を確認してください。

Midjourneyについてよくある質問

無料で利用できますか?

Midjourney公式サイトとDiscordでは、2026年8月20日時点で通常の無料トライアルは提供されていません。

一方、iOS・Android向けのniji・journeyアプリでは限定的なトライアルが案内されています。

Midjourneyを使うのにDiscordは必要ですか?

現在は必須ではありません。

Midjourney公式サイトのCreateページから直接プロンプトを入力して画像を生成できます。Discord経由で利用する方法も引き続き用意されています。

Midjourneyで作った画像は商用利用できますか?

公式利用規約の条件を満たす範囲で商用利用できます。

ただし、企業規模やプラン、第三者の権利などによって条件が変わるため、「生成した画像なら無条件ですべて自由に使える」と考えないようにしましょう。

Midjourneyと画像生成AIは同じ意味ですか?

同じ意味ではありません。

画像生成AIは、画像を生成するAI技術やサービスを広く表す言葉です。Midjourneyは、その画像生成AIを利用できる具体的なサービスの一つです。

Midjourneyは拡散モデルを使っていますか?

画像生成AIでは拡散モデルが重要な技術として知られていますが、Midjourneyの現行モデルについて内部構造のすべてが公式に公開されているわけではありません。

そのため、初心者向けには「Midjourney=拡散モデル」と断定せず、サービスと技術概念を分けて理解するほうが正確です。

まとめ

Midjourneyとは、文章や参考画像から新しい画像を生成できる生成AIサービスです。

現在はWebブラウザから直接利用でき、プロンプトを入力して生成し、気に入った画像を選びながら調整していく流れが基本です。

画像生成だけでなく、参考画像、編集、スタイル調整、動画化などの機能も用意されています。

一方、利用には基本的に有料プランが必要で、生成物の公開範囲や商用利用、第三者の著作権・商標などにも注意が必要です。

まずは「作りたい対象+雰囲気+表現方法」程度のシンプルなプロンプトから試し、生成結果を見ながら調整するとMidjourneyの使い方を理解しやすいでしょう。

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この記事を書いた人

田中和馬のアバター 田中和馬 株式会社エヌ・ケーパートナーズ/AIスクールガイド|AWL編集長

株式会社エヌ・ケーパートナーズが運営する「AIスクールガイド|AWL」編集長。10年以上にわたり、SEOメディアの立ち上げ・構築・運用に携わってきました。

2024年頃から生成AIを独学で学び始め、その後、生成AIスクールでも体系的に学習。現在はChatGPT、Gemini、Claudeなどを活用し、ディープリサーチによる情報収集、マーケティング企画、記事構成・文書作成、メール作成、業務自動化などに日常的に取り組んでいます。

また、生成AIをWebサイトの企画・制作、コーディング、デザインにも活用。エンジニアやデザイナーの業務領域を理解しながら、自らディレクションを行い、メディアの設計から制作・運用まで一貫して担当しています。生成AIスクール・講座の調査、比較基準の設計、記事編集・品質管理も担当しています。

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