DeepSeekの料金・プラン比較|無料版と有料版の違い

DeepSeekを普通のチャットとして使うなら、公式サイトと公式アプリから無料で始められます。一方、自社のアプリや業務システムにDeepSeekを組み込む場合は、APIの利用量に応じて料金が発生します。「有料版」と検索して見つかるAPI料金は、チャットの月額プラン料金ではありません。

この記事では、無料チャットと有料APIの違い、2026年9月29日に確認したAPI単価、費用の計算方法を整理します。これから使い始める人と、API導入費用を見積もりたい人が対象です。料金と提供条件は変更されるため、申し込みや入金の前には公式画面を再確認してください。

この記事の結論|DeepSeekの料金

チャットは無料で利用。
システムに組み込むAPIは、使った量に応じて課金

公式チャット・アプリ

無料

画面から質問や文章作成などを行う使い方。まずDeepSeekを試したい方は、公式チャット・アプリから始められます。

開発者向けAPI

従量課金

自社アプリや業務システムからモデルを呼び出す使い方。月額使い放題ではなく、モデル・入出力量・時間帯などで料金が変わります。

APIの具体的な料金

単位:100万トークンあたり・米ドル。各欄は「オフピーク/ピーク」の順です。

APIモデル 入力
キャッシュヒット
入力
キャッシュミス
出力
deepseek-flash $0.003/$0.006 $0.15/$0.30 $0.60/$1.20
deepseek-v4-pro $0.022/$0.044 $0.66/$1.32 $1.98/$3.96

※Pro列は公式料金表の掲載単価です。Pro指定時のモデル振り分け・実際の請求条件は、本文の注意書きとAPIプラットフォームでご確認ください。表は横にスクロールできます。トークンは文章を処理する単位で、文字数とは一致しません。キャッシュヒットは、入力の再利用が適用される場合の料金です。

計算例: deepseek-flashをオフピークに、入力100万トークン(すべてキャッシュミス)・出力100万トークン使う場合は、 $0.15+$0.60=$0.75です。
DeepSeek公式で最新のAPI料金を確認する →

無料の公式チャットを使ってみる →

※2026年9月29日確認。ピークは中国の祝日を除く月~金の日本時間10~13時・15~19時。それ以外はオフピークです。無料チャットとAPIは利用形態が異なり、APIへの入金でチャットの制限が解除されるという意味ではありません。最新の料金・提供条件は公式でご確認ください。

目次

DeepSeekの料金は「無料チャット」と「有料API」で考える

DeepSeekの料金を調べるときは、まず利用する入口を分けましょう。公式サイトはWebチャット、アプリ、APIプラットフォームを別々の入口として案内しています。APIの料金表は、Webチャットやアプリの月額料金表ではありません。

利用方法主な用途料金の考え方
公式Webチャット・公式アプリ質問、文章作成、調べものなど無料で利用を開始できる。利用時の機能や制限は画面で確認
DeepSeek API自社サービス、開発ツール、業務システムとの連携入力・出力したトークン数などに応じた従量課金

DeepSeekは公式サイトでWebチャットへの無料アクセスを案内しています。また、アプリ公開時の公式発表では、アプリに広告やアプリ内購入がないと説明していました。ただし、2025年のアプリ発表は、将来にわたってすべての機能が無制限に無料であることを保証する資料ではありません。現在利用できる機能や制限は、実際の利用画面で確認してください。

「無料版と有料版」は月額プランの比較ではない

2026年9月29日に確認したDeepSeek公式のモデル・料金ページは、APIのトークン単価を掲載しています。ChatGPTのような個人向けの「無料・Plus・Pro」という月額プラン表に読み替えると、費用を誤認します。この記事では、無料の公式チャットと、利用量で支払うAPIを比較します。

なお、第三者が提供するDeepSeek対応アプリやサービスには、独自の月額料金が設定される場合があります。その料金はDeepSeek公式のWebチャットやAPI料金とは分けて確認しましょう。

DeepSeek APIの料金・モデルを比較

DeepSeek APIの公式料金表は、100万トークン当たりの米ドル単価で表示されています。入力はキャッシュの利用状況、入力・出力とも利用時間帯によって単価が変わります。以下は2026年9月29日に公式料金ページで確認した表示額です。

API料金/100万トークンdeepseek-flashdeepseek-v4-pro
入力・キャッシュヒット/オフピーク$0.003$0.022
入力・キャッシュヒット/ピーク$0.006$0.044
入力・キャッシュミス/オフピーク$0.15$0.66
入力・キャッシュミス/ピーク$0.30$1.32
出力/オフピーク$0.60$1.98
出力/ピーク$1.20$3.96

Pro指定時の請求条件に関する注意: 公式料金ページには両モデルの単価が表示されています。一方、DeepSeekの2026年9月10日付発表には、9月14日以降、将来のV4.1 Pro公開までdeepseek-v4-proへのリクエストをV4.1 Flashへ振り分け、Flash単価で請求すると記されています。両資料から現時点のPro指定時の実際の請求条件を一意に確定できないため、上表のPro列を「現在必ず請求される単価」として扱わないでください。APIプラットフォームの請求表示またはDeepSeekへの問い合わせで確認が必要です。

キャッシュヒットとキャッシュミスの違い

APIでは入力した文章も課金対象です。同じ内容の一部がキャッシュに該当すれば、その入力部分には低いキャッシュヒット単価が適用されます。すべての入力が常にヒットするわけではありません。見積もりでは、まずキャッシュミスの単価を使い、実績が分かってから補正するのが堅実です。公式料金表は、ヒット・ミス・出力を別々に示しています。

ピークとオフピークの違い

公式料金ページでは、オフピーク単価はピーク単価の半額です。確認時の表示では、ピークは中国の祝日を除く月曜〜金曜のUTC 01:00〜04:00と06:00〜10:00で、それ以外をオフピークとしています。日本時間では通常、月曜〜金曜の10:00〜13:00と15:00〜19:00に相当します。ただし祝日判定や料金ルールが変わり得るため、定期処理の時刻を決める際は公式料金ページを確認してください。

DeepSeek APIの費用はいくらになる?計算例

APIには、上表の単価から一律の「月額料金」を出す方法はありません。使用した入力と出力のトークン数を、それぞれ該当する単価で計算します。以下はdeepseek-flashで、入力がすべてキャッシュミスという仮定の単純な例です。税、為替、その他の条件は含めていません。

1か月の使用量の例オフピークのみピークのみ
入力100万・出力20万トークン$0.27$0.54
入力1,000万・出力200万トークン$2.70$5.40

例えば1行目のオフピーク料金は、入力100万トークン×$0.15と、出力20万トークン×$0.60を合計した$0.27です。実際の請求額は、モデル、時間帯、キャッシュヒット量、入力・出力の実績で変わります。円換算額を固定表示せず、支払い時の通貨・為替・税の扱いを請求画面で確認してください。

APIは残高と利用量を確認しながら使う

DeepSeek公式資料では、API費用は付与残高または入金した残高から差し引かれ、両方ある場合は付与残高が先に使用されると説明しています。残高不足はAPIエラーの原因にもなります。付与残高が必ず提供される、あるいは無期限で利用できると考えず、アカウント上の表示を確認しましょう。

DeepSeekの無料チャットと有料API、どちらを選ぶ?

個人で会話を試すなら、まず公式Webチャットまたはアプリが適しています。使い勝手を確かめるために、APIの入金から始める必要はありません。公式サイトはチャットとAPIプラットフォームを別の入口として案内しています。

一方、次のような目的にはAPIを検討します。

  • 自社のアプリや社内ツールからモデルを呼び出す
  • プログラムで大量の文章を処理する
  • 利用量を集計し、システムごとの費用を管理する
  • モデルや応答方式を開発側で指定する

APIの導入費を比較するときは、単価の低さだけで決めず、1回当たりの入力・出力トークン数、実行回数、実行時間帯を先に見積もってください。大量の資料を毎回送る処理と、短い質問に答える処理では、同じモデルでも月間費用が変わります。

料金以外に確認したいこと

仕事で使う場合は、料金とあわせて、入力する情報の取り扱いや適用される規約も確認しましょう。個人情報、顧客資料、未公開情報を入力してよいかは、所属先のルールを優先してください。本記事は料金の比較に絞っています。DeepSeekのリスクや安全性の全体像は、公開済みのDeepSeekは危険?評判・安全性・料金・使い方を解説で確認できます。

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DeepSeekの料金に関するよくある質問

DeepSeekは完全無料で使えますか?

公式Webチャットは無料アクセスとして案内されています。公式アプリの公開時発表にも無料で広告・アプリ内購入なしとの説明があります。ただし、APIは別の従量課金サービスです。また、チャットの機能や利用制限まで「永久に無制限」とは断定できません。

DeepSeekに月額の有料プランはありますか?

本記事で確認したDeepSeek公式の料金資料は、APIの100万トークン当たりの単価を示しています。公式チャット向けの月額有料プランとして、このAPI料金を案内するのは誤りです。今後の提供状況は公式サイトと利用画面を確認してください。

APIキーを作るだけで料金が発生しますか?

公式料金資料はモデルが処理した入力・出力トークン数に基づく請求を説明しています。ただし、API利用に必要な残高、入金方法、付与残高の有無はアカウントの画面で確認してください。キーの作成とAPIの実利用を混同しないことが大切です。

APIは日本円でいくらですか?

公式料金表は米ドルで表示されています。円で支払う際の実額は為替や決済条件などに左右されるため、この記事では固定の円換算額を掲載していません。請求画面で最終額を確認してください。

以前のdeepseek-chatやdeepseek-reasonerの料金を参考にしてよいですか?

現在の導入費を見積もる資料としては使わないでください。DeepSeekは旧モデル名の終了を予告しており、現行料金ページにはdeepseek-flashなどが掲載されています。モデル名と単価は導入時点の公式資料で確認しましょう。

まとめ|チャットは無料、APIは利用量に応じて費用を見積もる

DeepSeekを試すだけなら、公式Webチャットやアプリから始められます。開発やシステム連携に使うAPIは、モデル、入力と出力の量、キャッシュ、時間帯で費用が決まります。「有料版の月額はいくらか」と考える前に、利用するサービスが公式チャットかAPIかを確かめましょう。

API料金は変更されます。特にdeepseek-v4-proは、公式料金表とモデル振り分けの発表を突き合わせたうえで、実際の請求条件を確認してから見積もってください。

DEEPSEEK公式|目的に合う使い方を選ぶ

まずは無料チャットで試す。
業務への組み込みはAPI料金を確認

質問や文章作成を試したい方は公式チャットへ。アプリ開発や業務システムへの組み込みを考えている方は、APIの対象モデルと利用量から費用を見積もりましょう。

APIを利用する前のチェック

  • 利用するモデルと入力・出力それぞれの単価
  • キャッシュの適用とピーク・オフピークの時間帯
  • 想定する処理量と、実際の残高・利用明細

※リンク先はDeepSeek公式サイトです。料金・モデル・提供条件は変更される場合があります。利用前に最新の表示をご確認ください。

出典・参考情報

以下はすべて2026年9月29日確認です。

この記事を書いた人

田中和馬のアバター 田中和馬 株式会社エヌ・ケーパートナーズ/AIスクールガイド|AWL編集長

株式会社エヌ・ケーパートナーズが運営する「AIスクールガイド|AWL」編集長。10年以上にわたり、SEOメディアの立ち上げ・構築・運用に携わってきました。

2024年頃から生成AIを独学で学び始め、その後、生成AIスクールでも体系的に学習。現在はChatGPT、Gemini、Claudeなどを活用し、ディープリサーチによる情報収集、マーケティング企画、記事構成・文書作成、メール作成、業務自動化などに日常的に取り組んでいます。

また、生成AIをWebサイトの企画・制作、コーディング、デザインにも活用。エンジニアやデザイナーの業務領域を理解しながら、自らディレクションを行い、メディアの設計から制作・運用まで一貫して担当しています。生成AIスクール・講座の調査、比較基準の設計、記事編集・品質管理も担当しています。

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