生成AI資格の費用・試験日一覧|受験料・更新期限を比較

生成AI資格の費用は、国内資格なら1万円台からです。一方、海外ベンダー資格は100〜300米ドル程度まで幅があります。ただし、最初の受験料だけで選ばないことが大切です。

資格によっては、受験前に認定講座の修了が必要です。また、取得後1〜3年ごとに更新する資格もあります。そのため、必須講座、再受験、更新まで含む総費用で比較しましょう。

この記事では、生成AIに関連する主要資格について、2026年8月23日時点で公式情報を確認し、受験料・試験日程・有効期限・更新方法を整理します。

生成AI資格の費用・試験日一覧
目次

生成AI資格の費用・試験日を一覧で比較

生成AI資格は、大きく2種類に分かれます。国内団体による定期開催の試験と、海外ベンダーによる随時予約の認定試験です。

まずは主要資格を一覧で比較します。

資格受験料試験日程有効期限・更新
生成AIパスポート一般11,000円/学生5,500円(税込)2026年8月試験は8月1日〜31日資格自体は無期限。任意の資格更新テストあり
G検定一般13,200円/学生5,500円(税込)2026年第5回は9月、第6回は11月定期的な更新試験の記載は公式試験概要で確認できず
E資格一般33,000円(税込)2026年第2回は8月28日〜30日受験には過去2年以内のJDLA認定プログラム修了が必要

Google・AWS・Microsoft資格の費用一覧

資格受験料試験日程有効期限・更新
Google Cloud Generative AI Leader99米ドル+税オンラインまたは会場で予約3年間
AWS Certified Generative AI Developer – Professional40,000円相当の日本向けProfessional料金随時予約3年間
Microsoft Azure AI Fundamentals(AI-901)12,180円※随時予約Fundamentals資格は期限なし
Microsoft Azure AI Apps and Agents Developer Associate(AI-103)20,300円※随時予約Associate資格は1年。更新評価は無料

NVIDIA・Databricks資格の費用一覧

資格受験料試験日程有効期限・更新
NVIDIA NCA Generative AI LLMs125米ドル随時予約2年間
NVIDIA NCA Generative AI Multimodal125米ドル随時予約2年間
NVIDIA NCP Generative AI LLMs200米ドル公式ページではComing soon表記あり2年間
NVIDIA NCP Agentic AI200米ドル随時予約2年間
Databricks Generative AI Engineer Associate200米ドルオンライン予約2年間
Salesforce Certified Agentforce Specialist30,000円+税テストセンターまたはオンライン予約更新条件は受験時に公式制度を再確認

※Microsoftの価格は受験地域によって変わる場合があります。公式ページでも価格変更の可能性が案内されています。

国内資格の費用・試験日

まず、国内資格で費用を抑えやすいのは、生成AIパスポートとG検定です。

生成AIパスポートの一般受験料は11,000円です。学生は5,500円で、いずれも税込です。2026年8月試験は、8月1日から31日までオンラインで受験できます。

G検定は一般13,200円、学生5,500円で、いずれも税込です。2026年はオンライン試験が年6回予定されており、次回の第5回はオンラインが9月5日、会場試験が9月4日〜6日です。第6回オンライン試験は11月6日・7日に予定されています。

一方、E資格の試験受験料は一般33,000円、学生22,000円、JDLA会員27,500円です。ただし、E資格では試験日の過去2年以内にJDLA認定プログラムを修了している必要があります。そのため、実際の総費用は33,000円だけではありません。

海外・ベンダー資格の費用・有効期限

次に、海外ベンダー資格では、ドル建てと日本円建てが混在します。

たとえば、Google Cloud Generative AI Leaderは99米ドルです。なお、税が別途かかる場合があります。オンライン監督試験または会場を選べ、有効期間は3年間です。

AWS Certified Generative AI Developer – ProfessionalはProfessionalレベルの試験です。AWSの日本向け料また、金表ではProfessional試験は40,000円で、認定は3年間有効です。更新時は最新試験に再合格する方法が案内されています。

Microsoft資格の費用と更新

次に、Microsoft Azure AI Fundamentalsの現行試験AI-901は、日本向け表示で12,180円です。旧AI-900は2026年6月30日に提供終了しており、現在受験する場合はAI-901を確認します。

また、Azure AI Apps and Agents Developer AssociateのAI-103は20,300円です。MicrosoftのAssociate認定は1年間有効ですが、有効期限前ならMicrosoft Learnのオンライン評価によって無料更新できます。

NVIDIAのAssociate試験は、Generative AI LLMsとMultimodalが各125米ドルです。一方、Professionalの続いて、LLMsとAgentic AIは各200米ドルです。確認できた生成AI系認定は2年間有効で、再受験による再認定が案内されています。

さらに、Databricks Generative AI Engineer Associateは200米ドルで、有効期間は2年間です。資格を維持する場合は、その時点で実施されている試験を再受験します。

生成AI資格は費用全体で選ぶ

また、資格にかかる費用を比較するときは、表示されている試験料だけを見るのではなく、合格・維持までに必要となる支出全体を考えます。

具体的には、特に確認したいのは次の4点です。

  • 初回の受験料
  • 必須講座・認定プログラムの費用
  • 不合格だった場合の再受験料
  • 有効期限後の更新・再認定費用

必須講座を含む総費用を確認する

代表例がE資格です。

E資格は一般33,000円で受験できますが、誰でも試験だけ申し込める資格ではありません。JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していることが受験条件です。したがって、比較時には認定プログラムの受講料も含めて予算を考える必要があります。

反対に、生成AIパスポート、G検定、Google Cloud Generative AI Leaderなどは、受験資格に必須講座が設定されていません。

円建てとドル建ての違いに注意する

さらに、海外資格では、99米ドル、125米ドル、200米ドルといったドル建て料金が多くあります。

この場合、日本円での実際の支払額は為替や税によって変わります。そのため、本記事ではドル建て資格を無理に固定レートで円換算していません。

そのため、申込直前に公式申込画面で最終金額を確認するほうが確実です。

再受験料も予算に入れる

資格によって再受験時の費用ルールも異なります。

Salesforce Certified Agentforce Specialistの初回料金は30,000円+税です。公式試験ガイドに記載されています。また、再受験料金も公式規定を確認し、不合格時の費用まで検討しましょう。

一方、AWSでは認定取得者向けに50%割引バウチャーを利用できる更新方法が案内されています。

国内資格の費用と受験料比較

生成AI資格の試験日は「定期開催」と「随時予約」に分かれる

受験計画を立てるうえでは、費用と同じくらい試験日の違いが重要です。

生成AIパスポート、G検定、E資格のように受験期間や開催回が決まっている資格と、海外ベンダー資格のように空いている試験枠から自分で日時を予約する資格があります。

国内資格は申込期限を先に確認する

まず、G検定は年間の開催予定が公開されています。

2026年第5回はオンライン試験が9月5日、会場試験が9月4日〜6日です。オンライン試験の個人申込期限は8月28日23時59分となっています。

E資格2026年第2回は8月28日〜30日に開催され、申込は受験日前日の23時59分までです。ただし、会場枠の状況もあるため、直前まで待つことを前提にしないほうが安全です。

ベンダー資格は予約枠から受験日を選ぶ

AWS、Google Cloud、Microsoft、NVIDIA、Databricksは随時予約が中心です。対応する試験事業者やオンライン監督システムの空き枠から日時を選びます。

そのため、「次の試験日はいつか」よりも「希望日付近に予約枠があるか」を確認する必要があります。

資格の更新費用・有効期限を比較

資格取得後のコストは、有効期限によって大きく変わります。

海外ベンダー資格の費用・更新期限

無期限の資格

生成AIパスポートは、一度取得した資格そのものは無期限です。

一方でGUGAは、最新知識を学ぶための「資格更新テスト」も提供しています。2026年の更新テストは一般6,600円、学生3,300円ですが、受講しなくても取得済み資格が失効するわけではありません。

MicrosoftのFundamentals認定も有効期限がなく、更新対象ではありません。そのためAI-901で取得するAzure AI Fundamentalsでは、毎年更新試験を受ける必要はありません。

1〜3年ごとに更新が必要な資格

MicrosoftのAssociate・Expert・Specialty認定は1年間有効です。ただし、有効期限前の6か月間にMicrosoft Learn上の無料評価へ合格すると1年間延長できます。

NVIDIAの主要な生成AI認定とDatabricks Generative AI Engineer Associateは2年間です。いずれも、確認できた公式情報では再受験による再認定が案内されています。

一方、Google Cloud Generative AI LeaderとAWS認定は3年間です。

つまり、この違いを考えると、資格取得時の受験料が同程度でも、数年間保有したときの総コストは変わります。

費用を抑えて受験するポイント

そこで、生成AI資格の費用を抑えるなら、次の順番で確認すると効率的です。

  1. 受験資格に必須講座がないか確認する
  2. 学生料金や公式割引制度を確認する
  3. 無料の公式学習教材を先に使う
  4. 模擬試験で準備してから本試験を予約する
  5. 再受験料と更新費用も含めて予算を決める

特に学生の場合、生成AIパスポートやG検定は一般料金より低い学生料金が用意されています。

また、海外ベンダー資格では有料講座を受けなくても公式学習パスや試験ガイドを利用できる場合があります。最初から高額な対策講座を申し込むのではなく、公式教材で不足する部分を確認してから追加学習を検討するとよいでしょう。

目的別に選ぶならどの資格が向く?

費用だけで最適な資格は決まりません。

初めて生成AIを体系的に学ぶなら、受験料と学習範囲のバランスから生成AIパスポートやG検定を候補にできます。

クラウド環境で生成AIを使うなら、利用中のサービスに合う資格を優先しましょう。AWS、Google Cloud、Microsoftなどを選ぶと、学習内容を実務へつなげやすくなります。

LLM・RAG・AIエージェントなどの開発を扱うエンジニアなら、NVIDIA、Databricks、AWS Professional、Microsoft AI-103なども比較対象です。

どの資格から始めるか迷っている場合は、生成AI資格は何から取る?初心者・文系向けおすすめと取得順ロードマップも参考にしてください。

資格全体を比較したい場合は、生成AI資格おすすめ一覧で目的・難易度別に確認できます。

生成AI資格の費用・試験日に関するFAQ

生成AI資格で一番安い資格はどれですか?

今回比較した主要資格の一般料金では、国内は生成AIパスポートが11,000円(税込)、G検定が13,200円(税込)です。海外資格はドル建てが多いため、為替や税を含めた実支払額で比較する必要があります。

生成AI資格は毎年更新が必要ですか?

資格によって異なります。

生成AIパスポートは資格自体が無期限です。Microsoft Fundamentalsも期限がありません。一方、Microsoft Associate認定は1年、NVIDIAやDatabricksの確認済み生成AI資格は2年、Google Cloud Generative AI LeaderとAWS認定は3年です。

生成AI資格はいつでも受験できますか?

すべてではありません。

生成AIパスポート、G検定、E資格は受験期間や開催日が決まっています。一方、AWS、Google Cloud、Microsoft、NVIDIAなどは、試験事業者の空き枠から日時を予約する方式が中心です。

受験料以外に費用がかかる資格はありますか?

あります。

代表的なのがE資格で、受験には試験日の過去2年以内にJDLA認定プログラムを修了している必要があります。そのため、試験料33,000円だけではなく、認定プログラムの受講費も含めて検討する必要があります。

資格更新にも受験料がかかりますか?

資格によって異なります。

MicrosoftのAssociate・Expert・Specialty認定は、期限内ならMicrosoft Learnの更新評価を無料で受けられます。NVIDIAやDatabricksでは、確認できた資格について再受験による更新・再認定が案内されています。

まとめ

生成AI資格を費用で比較するときは、最初の受験料だけではなく、必須講座・再受験・有効期限・更新費用まで含めて判断することが重要です。

費用を抑えて基礎から始めたい人は、生成AIパスポートやG検定を比較しやすいでしょう。

一方、AWS・Google Cloud・Microsoft・NVIDIA・Databricksなどのベンダー資格は、自分が使う技術環境と仕事内容に合わせて選ぶことが大切です。

また、更新期限は資格によって無期限から1〜3年まで差があります。受験料が安くても継続的な再認定費用が必要な場合があるため、数年間の総費用まで見て受験計画を立てましょう。

出典・参考情報

GUGA「生成AIパスポート試験」

GUGA「生成AIパスポート」

日本ディープラーニング協会「G検定とは」

日本ディープラーニング協会「E資格とは」

Google Cloud「Generative AI Leader」

AWS「AWS Certified Generative AI Developer – Professional」

AWS「AWS 再認定」

試験情報:Microsoft Learn「Exam AI-901」

認定情報:Microsoft Learn「Azure AI Apps and Agents Developer Associate」

更新制度:Microsoft Learn「Microsoft 認定資格の更新」

NVIDIA「Generative AI LLMs Certification」

NVIDIA「Multimodal Generative AI Certification」

Databricks「Generative AI Engineer Associate Exam Guide」

Salesforce「Certified Agentforce Specialist Exam Guide」

この記事を書いた人

田中和馬のアバター 田中和馬 株式会社エヌ・ケーパートナーズ/AIスクールガイド|AWL編集長

株式会社エヌ・ケーパートナーズが運営する「AIスクールガイド|AWL」編集長。10年以上にわたり、SEOメディアの立ち上げ・構築・運用に携わってきました。

2024年頃から生成AIを独学で学び始め、その後、生成AIスクールでも体系的に学習。現在はChatGPT、Gemini、Claudeなどを活用し、ディープリサーチによる情報収集、マーケティング企画、記事構成・文書作成、メール作成、業務自動化などに日常的に取り組んでいます。

また、生成AIをWebサイトの企画・制作、コーディング、デザインにも活用。エンジニアやデザイナーの業務領域を理解しながら、自らディレクションを行い、メディアの設計から制作・運用まで一貫して担当しています。生成AIスクール・講座の調査、比較基準の設計、記事編集・品質管理も担当しています。

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