Synthesiaの料金・プラン比較|無料版と有料版の違い

Synthesiaは、AIアバターと音声を使って説明動画や研修動画を作成できるサービスです。Synthesiaの料金を比較するときは、月額だけでなく、動画のダウンロード、透かしの有無、生成に使えるクレジット、契約期間を確認する必要があります。

結論からいうと、操作や音声を試すなら無料のBasic、動画を保存して継続利用するならStarter、制作量や必要機能が増えるならPro、組織での導入はEnterpriseが検討対象になります。

なお、2026年10月1日にプランが更新され、従来のCreatorはProへ改称されました。無料枠とクレジット体系も変更されているため、以前の「無料版は月3分」「Creatorは月30分」といった説明を、そのまま現在の契約判断に使わないようにしましょう。

この記事では、2026年10月6日に確認した公式情報をもとに、Synthesiaの料金と無料版・有料版の違い、生成量の考え方、契約前の注意点を整理します。実機での利用体験や決済結果ではなく、公式料金ページと公式ヘルプに基づく解説です。

目次

Synthesiaの料金・プラン比較|無料版と有料版の早見表

Synthesiaの現行プランは、Basic・Starter・Pro・Enterpriseです。まずは料金と用途を比較し、その後で必要な機能や制作量を確認すると選びやすくなります。

月払い・年払いの料金を比較

以下は、公式英語料金ページで確認した米ドル建ての表示価格です。

プラン月払い年払いの月額換算年払いの年間額の計算値主な検討用途
Basic無料――エディターや音声の試用
Starter月29米ドル月18米ドル相当216米ドル少量の動画制作・保存
Pro月89米ドル月64米ドル相当768米ドル継続制作・制作量の拡大
Enterprise個別見積もり個別見積もり個別見積もり組織での導入・管理

※Proは標準のクレジット量を選んだ場合。年間額は公式表示の月額換算×12で算出したもので、決済画面の請求額を実測した値ではありません。

年払いの「月18米ドル」は、毎月18米ドルずつ支払う月契約という意味ではありません。 年間契約の料金を月額に換算した表示です。

また、地域によって表示通貨や価格が異なる場合があります。日本で申し込む際は、契約画面に表示される通貨、税、年間請求額を確認してください。米ドル表示を為替換算した金額と、日本向けの請求額が同じになるとは限りません。

2026年10月からCreatorはProへ変更

以前の比較記事では、Starterの上位プランとしてCreatorが紹介されていることがあります。しかし、現行の名称はProです。

公式変更案内では、既存Creator契約者は自動的にProへ移行し、名称変更に伴って料金や請求日が変わることはないと説明されています。従来の名称と現行名称を別々のプランとして比較しないことが大切です。

既存契約を利用している場合は、公開料金表だけで判断せず、アカウントのBillingに表示される契約内容を確認しましょう。

Synthesia無料版と有料版の違い|保存・透かし・利用目的

無料版と有料版の違いは、生成枠だけではありません。作った動画をどのように利用したいかが、プランを選ぶうえで大きな判断軸になります。

Basicは操作と仕上がりの確認に向く

無料のBasicは、エディターを触り、アバターや音声を試すためのプランです。日本語原稿を入力して、読み方や説明動画の雰囲気を確認する用途に適しています。

試用段階では、次のような点を確認すると有料契約後のミスマッチを減らせます。

  • 商品名・人名・専門用語を意図した読み方で発音するか
  • 一文が長すぎず、説明が聞き取りやすいか
  • アバターの印象が動画の用途に合うか
  • 画面上の文字や図を無理なく読めるか
  • 原稿修正から再生成までの流れを理解できるか

最初から長い研修動画を作るより、短い説明文で試したほうが、修正すべき点を見つけやすくなります。

Starter以上はダウンロードとロゴ削除が判断材料

公式料金ページでは、Basicは共有リンクによるオンライン共有に対応し、動画にはSynthesiaの透かしが付きます。Starterでは、コンテンツのダウンロードとSynthesiaロゴの削除が追加されます。

つまり、無料版で動画を生成できることと、透かしのない動画ファイルを保存できることは別です。

社内システムへの登録、動画編集ソフトでの加工、取引先へのファイル納品など、保存した動画を使う予定がある場合は、有料版の必要性を先に確認しましょう。

Synthesiaの無料Basicと有料Starter以上の違い:共有リンク・透かし・動画保存・ロゴ削除

有料契約だけで用途の条件がなくなるわけではない

ダウンロードやロゴ削除ができても、素材・人物・アバターの利用条件まで無制限になるわけではありません。

業務動画では、アップロードする写真、音楽、ロゴ、原稿などについて、使用権限を確認する必要があります。広告や人物の推薦表現などに使う場合も、契約前に公式の利用条件を確認してください。

料金の比較と、制作物を公開できるかどうかの判断は分けて進めると、必要なプランを選びやすくなります。

Synthesiaの料金を左右するクレジットと生成量

Synthesiaの生成量は、共通の無料利用枠とクレジットを分けて考える必要があります。「何分作れるか」だけを見て契約すると、吹き替えや追加素材の利用によって想定が変わることがあります。

各プランのクレジット量

公式ヘルプでは、セルフサービス型の各プランに、毎月10分の動画作成または吹き替え、3件のアンケート回答、500クレジットが含まれると説明されています。

有料版は、この500クレジットに追加クレジットが上乗せされます。

プラン共通分有料版の追加分月間クレジット合計
Basic500なし500
Starter5001,2501,750
Pro5006,0006,500

動画・吹き替えの10分枠は、クレジットとは別に含まれます。「Basicは500クレジットなので動画5分だけ」と考えると、共通利用枠を見落とすことになります。

動画作成は1分あたり約100クレジットが目安

公式変更案内では、通常の動画作成は完成動画1分あたり約100クレジットが目安とされています。ただし、生成するアバター映像の長さなどで消費量は変わります。

また、共通の利用枠を使い切った後にクレジットが使われます。

たとえば、1か月に2分の動画を10本作る計画なら、完成尺の合計は20分です。ここからプランを検討する際には、完成動画以外の消費も見積もります。

  • 原稿の修正による再生成
  • 別言語版の作成
  • 吹き替えの利用
  • AI素材の追加
  • APIを使った生成

同じ「20分の動画制作」でも、最初の生成で完成する場合と、何度も修正する場合では必要量が異なります。上限ぎりぎりで計画せず、修正分の余裕を持たせましょう。

完成動画、修正・再生成、吹き替え、追加素材によって変わる生成量とクレジット消費

クレジットは複数の機能で共有する

クレジットは動画作成専用ではありません。吹き替え、アンケート、Interactive Avatar、AI素材、APIなどでも共有されます。

既存動画の編集後に新しいバージョンを生成すると、変更内容によって追加クレジットが必要になる場合があります。動画の複製だけでは消費されませんが、複製した動画を生成すれば消費対象になります。

そのため、動画だけを作る場合の生成量の目安を、他の機能も併用する場合にそのまま当てはめることはできません。

年払いは年間クレジットがまとめて付与される

公式ヘルプによると、月払いは毎月クレジットが付与され、年払いは契約開始時または更新時に年間分がまとめて付与されます。標準プランの年間合計は、Starterが21,000、Proが78,000クレジットです。

未使用クレジットは次の請求期間へ繰り越されません。

年払いでは制作が集中する時期に年間分を使いやすい一方、残量を早い段階で使い切らないよう管理が必要です。「月額換算が安いか」だけでなく、年間を通じた制作予定があるかを確認しましょう。

Synthesiaの有料プラン比較|Starter・Pro・Enterpriseの選び方

有料プランは、制作量と運用体制から選ぶと判断しやすくなります。上位プランを選ぶ前に、下位プランで不足する点を具体的に整理しましょう。

Starterが向いているケース

Starterは、動画ファイルの保存やロゴ削除が必要になった段階の検討対象です。

たとえば、短い社内案内、サービス説明、定期的なマニュアル動画などを、まず少量から運用したい場合に候補になります。

契約前には、完成動画の本数だけでなく、修正や別版の生成を含めた必要量を見積もってください。制作量がまだ読めない場合は、月払いで実際の消費を把握してから年払いを検討する方法があります。

Proが向いているケース

公式ヘルプでは、ProはStarterより多くの生成量、アバター、ゲスト席が必要な個人や小規模チーム向けに位置付けられています。

制作を継続するなかで、次のような状況になった場合はProを比較するとよいでしょう。

  • 月内の生成枠が不足しやすい
  • 複数の動画シリーズを並行して作る
  • 吹き替えや追加素材も利用する
  • 上位プラン固有の機能が必要になる

ただし、ゲスト席と編集者の席は同じものではありません。複数人で制作する予定がある場合は、「確認やコメントだけを行う人」と「実際に編集する人」を分けて、必要な権限を確認してください。

Enterpriseが向いているケース

Enterpriseは、組織での利用や管理要件を重視する場合のプランです。公式ヘルプでは、共有ワークスペース、ブランドキット、SSOなどを備えた大規模組織向けのプランと説明されています。

法人だから必ずEnterpriseが必要というわけではありません。担当者が一人で少量を作るなら、セルフサービス型プランが候補になる場合もあります。

一方、複数部署での制作、アクセス管理、社内システムとの連携、導入支援などが必要なら、月額だけで判断せず見積もりを取得しましょう。

見積もり時には、編集者数、想定制作量、利用機能、契約期間、追加費用を同じ条件で確認すると比較しやすくなります。

Synthesiaの料金・契約条件|月払い・年払い・追加費用

契約前には、表示価格と最終請求額を分けて確認してください。予算を管理する場合は、年払いの月額換算だけで判断しないことが大切です。

年払いは継続利用を見込める場合に検討する

年払いの月額換算は月払いより低く表示されていますが、利用予定が未確定なら、先に無料版や月払いで必要機能と消費量を確認すると判断しやすくなります。

年払いの検討前には、少なくとも次の点を整理しましょう。

確認項目判断する内容
利用期間年間を通じて制作する予定があるか
制作量完成尺・修正・別言語版を含む必要量
機能保存・透かし削除・組織管理などの要件
請求通貨・税・年間請求額・更新日
追加費用クレジット購入や別機能の契約

安い月額換算に合わせて制作量を増やすより、先に必要な成果物を決め、その量を満たす契約を比較するほうが無駄を減らせます。

追加クレジットと自動購入設定を確認する

公式ヘルプでは、Billingからクレジットを追加購入でき、自動追加購入の設定も案内されています。

追加購入ができるからといって、毎回の不足をそのまま補う運用が最も安いとは限りません。追加購入が続く場合は、上位プランの費用と比較してください。

予算を固定したい場合は、自動追加購入が有効になっているかも確認しましょう。追加クレジットの価格や適用条件は、アカウントの購入画面で確認する必要があります。

Synthesiaの料金契約前に確認する請求通貨・税、支払い期間、追加購入設定、更新日・解約

Synthesiaの解約・更新・返金条件

Synthesiaの有料プランは自動更新です。利用を終了する場合は、更新日より前に解約手続きを行い、必要な動画を保存してください。

Starter・Proの解約方法

公式ヘルプが案内するセルフサービス型プランの解約手順は、次のとおりです。

  1. プロフィールアイコンを選ぶ
  2. 「Account info」を開く
  3. 「Billing」へ進む
  4. 三点メニューを開く
  5. 「Cancel your subscription」を選ぶ
  6. 解約を確定する

解約後も現在の請求期間が終わるまでは利用できます。ただし、期間終了後はアカウント内の動画にアクセス・ダウンロードできなくなるため、残したい動画は終了前に書き出してください。Enterpriseで契約書を締結している場合は、担当チームへの連絡が必要です。

解約と返金は別の手続き

公式の返金・請求ポリシーでは、契約に明示された例外を除き、購入は原則として返金不可とされています。利用しなかった場合や、解約を忘れて更新された場合も、返金を前提に契約しないようにしましょう。

「いつでも解約できる」という案内は、支払った年間料金が残り期間に応じて返ってくることを意味しません。

年払いを選ぶ際は、請求額だけでなく、更新日と返金条件まで確認してください。Enterpriseでは個別の契約書が優先される場合があるため、注文書などの条件も確認が必要です。

DomoAI・Viggle AIと比較|作りたい動画から選ぶ

Synthesiaはアバターによる説明・研修動画の候補です。映像のスタイル変換や人物の動きを中心に制作したい場合は、DomoAI・Viggle AIも比較しましょう。

比較項目DomoAIViggle AI
運営会社DOMOAI PTE. LTD.WarpEngine Canada Inc.
主な料金プラン
月払い・米ドル
Basic:13ドル
Standard:42ドル
Pro:142ドルから
Team:人数・枠に応じて確認
Free:無料
Pro:9.99ドル
Live:19.99ドル
Max:79.99ドル
年払いの月額換算Basic:9ドル
Standard:29ドル
Pro:99ドルから
Pro:7.99ドル
Live:15.99ドル
Max:63.99ドル
リラックスモードStandard・Proなどで対象モデルのRelax生成に対応。クレジットを消費せず、待ち時間があります。Basicは対象外。すべての機能・モデルが対象ではありません。現行料金表にRelaxの名称はありません。有料プランは「Free videos per day」が無制限ですが、モデル・出力に応じたクレジット消費は別にあります。
向いている人映像のアニメ・イラスト風変換や、画像・動画素材の制作を試したい人人物・キャラクターの動作転写、ダンス、SNS向けの短い動画を作りたい人

2026年10月6日確認。年払いは月額換算です。DomoAI公式料金/Viggle公式料金。運営会社:DomoAIプライバシーポリシー/Viggle利用規約。

動画生成AIを体系的に学ぶなら生成AIスクールも選択肢

Synthesiaで動画を作るときは、操作に加えて、企画・台本・編集と、素材や人物の利用条件の確認も必要です。独学と合わせて、質問できる講座やスクールの学習内容を比較する方法もあります。

※以下には広告・アフィリエイトリンクを含みます。Synthesia専用講座ではありません。Synthesiaを扱うか、動画制作の課題・添削があるかは申込前に確認してください。掲載順はランキングではありません。

無料相談・無料セミナーと有料講座は別です。受講料に加え、動画AIの利用料、学習期間、質問・添削の範囲、契約・解約条件を確認しましょう。対応ツールやカリキュラムは申込先の最新案内をご確認ください。

Synthesiaの料金・プラン比較でよくある質問

Synthesiaは無料で使えますか?

はい。無料のBasicがあり、エディターやアバター、音声の確認に利用できます。現行制度では共通の月間利用枠と500クレジットが含まれます。ただし、透かしのないファイル保存を目的とする場合は、有料版の条件を確認してください。

SynthesiaのCreatorとProは別プランですか?

従来のCreatorは、2026年10月1日にProへ改称されました。旧記事の名称と現在の料金ページを比較するときは、別プランとして扱わないようにしましょう。

StarterとProはどちらを選べばよいですか?

少量の動画を保存して使う段階ならStarter、生成量や必要機能が増えるならProが検討対象です。完成尺だけでなく、修正、吹き替え、追加素材の消費も含めて見積もってください。

年払いは毎月少額ずつ支払う契約ですか?

公式の「月18米ドル」「月64米ドル」は、年払いの月額換算表示です。毎月の支払い額として受け取らず、決済画面に表示される年間請求額を確認しましょう。

クレジットが余ったら翌月に繰り越せますか?

公式ヘルプでは、未使用クレジットは次の請求期間に累積しないと説明されています。月払いと年払いでは付与・管理の期間が異なるため、自分の契約の更新日を確認してください。

有料版を契約すれば商用利用の確認は不要ですか?

いいえ。保存機能や透かし削除と、素材・人物・アバターの利用条件は別です。業務で公開する場合は、制作内容に応じて公式規約と素材の権利を確認しましょう。

解約すれば支払った料金は返金されますか?

解約と返金は別です。公式ポリシーでは、契約上の例外を除き原則返金不可とされています。契約前に利用期間を見積もり、更新前に継続するか判断してください。

まとめ|Synthesiaの料金は制作量と保存方法で比較する

Synthesiaのプランは、操作確認ならBasic、ファイル保存と少量の継続制作ならStarter、制作量や機能の拡大ならPro、組織の管理要件があるならEnterpriseが検討対象です。

契約前には、次の四つを確認しましょう。

  • 動画ファイルの保存と透かし削除が必要か
  • 修正や吹き替えを含めて、どれだけ生成するか
  • 月払いと年払いのどちらが利用期間に合うか
  • 更新日、追加費用、解約前の保存手順を把握しているか

現行プランでは、共通利用枠とクレジットが組み合わされています。以前の生成分数だけを基準にせず、最新の契約画面と公式ヘルプを照合して選んでください。

出典・参考情報

以下はすべて2026年10月6日に確認しています。

この記事を書いた人

田中和馬のアバター 田中和馬 株式会社エヌ・ケーパートナーズ/AIスクールガイド|AWL編集長

株式会社エヌ・ケーパートナーズが運営する「AIスクールガイド|AWL」編集長。10年以上にわたり、SEOメディアの立ち上げ・構築・運用に携わってきました。

2024年頃から生成AIを独学で学び始め、その後、生成AIスクールでも体系的に学習。現在はChatGPT、Gemini、Claudeなどを活用し、ディープリサーチによる情報収集、マーケティング企画、記事構成・文書作成、メール作成、業務自動化などに日常的に取り組んでいます。

また、生成AIをWebサイトの企画・制作、コーディング、デザインにも活用。エンジニアやデザイナーの業務領域を理解しながら、自らディレクションを行い、メディアの設計から制作・運用まで一貫して担当しています。生成AIスクール・講座の調査、比較基準の設計、記事編集・品質管理も担当しています。

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