Pictory AIの料金は、無料体験と有料サブスクリプションに分かれます。2026年10月14日に確認した公式料金ページのプランカードでは、Starterは月払い29米ドル、年払いでは月額換算25米ドルです。無料で継続して動画をダウンロードできるサービスと考えず、まず試用期間で必要な制作ができるかを確かめましょう。
選ぶときは、表示価格だけでなく、動画の書き出し時間、AI音声の時間、生成画像・動画などに使うAIクレジットを分けて比較することが大切です。この記事では、初めて契約する個人や、仕事で動画制作を始める担当者に向けて、費用の読み方と更新・解約時の注意点を整理します。
Pictory AIの料金は月払いと年払いを分けて比較する
料金表の「月額」には、毎月支払う金額と、年払いの総額を12で割った金額があります。Pictory AIでは、この違いを確認してからプランを比べましょう。

| プラン | 月払い | 年払いの月額換算 | 年払い換算額×12 |
|---|---|---|---|
| Starter | 29米ドル/月 | 25米ドル/月 | 300米ドル/年 |
| Professional | 59米ドル/月 | 35米ドル/月 | 420米ドル/年 |
| Team | 199米ドル/月 | 119米ドル/月 | 1,428米ドル/年 |
| Enterprise | 個別見積もり | 個別見積もり | 要確認 |
料金は2026年10月14日の公式プランカードに基づきます。年額欄は公表された月額換算額の12倍を編集部で計算したものです。税の扱い、為替、決済手数料、実際に適用される請求総額は決済画面で確認してください。期間限定表示や割引がある場合、翌年の更新にも同じ条件が続くとは限りません。
月額換算だけで予算を組まない
年払いのStarterを「毎月25米ドルずつ払える契約」と読むのは適切ではありません。年払いを選ぶなら、少なくとも表示単価から計算した年単位の支出を予算へ入れます。毎月の経費として社内管理する場合も、支払時点の資金負担は別に確認が必要です。
一方、月払いのStarterを2カ月使う単純計算は58米ドルです。短期の企画だけで利用するなら、年払いの月額換算が低くても、年間契約の総額が最小支出になるとは限りません。継続月数が未定の段階では、割引率より「いつまで使うか」を先に決めると比較しやすくなります。
古い料金表と現在の表示を混ぜない
Pictoryのヘルプには過去の料金例や旧プラン名を含むページが残っています。また、料金ページのプランカードと細かな比較欄には、利用枠の表示が一致しない箇所があります。本稿では新規契約向けの比較を現行カード中心に整理し、旧ヘルプの価格を現在の標準価格として採用していません。
すでに契約している人は、この記事の表と自分の請求額が違っていても、すぐに誤請求と判断しないでください。旧契約の条件、個別の追加枠、割引、契約更新日などを、アカウントの契約情報と請求書で照合する必要があります。
無料版は継続運用より、契約前の確認に使う
公式ヘルプは14日間の無料体験を案内しています。試用期間が終わった後もアカウントへアクセスできますが、動画のダウンロードには有料契約が必要とされています。
無料体験で確認したいこと
無料体験は、サービスの画面を見るだけで終えるよりも、実際の用途に近い短い原稿を用意して評価する方が判断材料を集めやすくなります。次の項目を同じ題材で確認しておくと、有料プランへ移った後のやり直しを減らせます。
- 日本語の原稿や固有名詞を扱えるか
- 音声の読み方を、許容できる範囲まで修正できるか
- 字幕が、スマートフォンで読める長さに収まるか
- 自分のブランドに合う素材を選び直せるか
- 希望する画質・縦横比で書き出せるか
- ダウンロード時に表示される利用枠と透かしの条件は何か
これらは契約前の評価項目であり、編集部が実機で確認した結果ではありません。無料体験の機能範囲や割り当ては変更される可能性があるため、登録直後の画面で確認してください。
無料枠の数字だけを判断基準にしない
公式料金ページには無料体験で作成できるプロジェクト数の案内がありますが、細かな上限は表示箇所や更新時期による差に注意が必要です。無料体験で大量の納品物を作れることを前提に、顧客へ納期や本数を約束するのは避けましょう。
評価用の1本が完成しても、それだけで毎週の運用が成立するとは限りません。字幕の確認、素材の差し替え、音声修正、社内レビューにかかる時間も記録して、月に何本制作できそうかを見積もることが重要です。
有料プランは制作量と利用人数で選ぶ
Starter、Professional、Teamは、単に上位ほど良いという関係ではありません。必要な利用枠と人数に合うかを確認し、使わない枠まで買わないことが基本です。
1人で試験運用するならStarterから比較する
Starterは1ユーザー向けで、月払いカードには動画200分、ElevenLabsのAI音声60分、AIクレジット100が掲載されています。年払いは動画2,400分、音声720分、AIクレジット1,200という年単位の表示です。
自社ブログの要約動画や、短い説明動画を少量から始める場合は、最初にこの範囲と必要量を照合するとよいでしょう。ただし、動画の時間が足りていても音声の時間が足りるとは限りません。画像中心の無音動画と、全編にAI音声を付ける動画では、同じ完成尺でも予算の見方が変わります。
音声や生成機能を多く使うならProfessionalを検討する
Professionalは1ユーザー向けで、月払いカードでは動画600分、ElevenLabsのAI音声120分、AIクレジット500を案内しています。年払いカードでは動画7,200分、音声1,440分、AIクレジット12,000の表示です。
年払いのAIクレジットは月払いの12倍とは一致しないため、月次枠を単純に年換算して比較しないでください。特典や割引表示を含め、購入時と更新時にどの条件が適用されるかを確認する必要があります。
上位プランを検討する目安は、毎月の作業で明確な不足が生じるかどうかです。「プロ向け」という名称だけで選ぶより、音声修正の頻度やAI生成素材の必要性まで含めて、自分の制作工程と照合しましょう。
複数人で管理するならTeam・Enterpriseを確認する
Teamの現行カードは3人以上の利用を想定し、共有ワークスペースでの協働を案内しています。複数人が同じ案件の素材やブランドを扱う場合は、個人プランのアカウントを使い回すのではなく、人数に合う契約を選びます。
社内の権限管理や独自の運用条件が必要な場合は、Enterpriseの個別見積もりが比較対象です。見積もりを依頼するときは、利用人数、完成動画の月間時間、公開先、必要な管理機能を分けて伝えると、不要な機能込みの金額だけで判断することを避けられます。
動画時間・音声時間・AIクレジットの違い
Pictory AIの利用枠は、少なくとも動画の書き出し時間、AI音声、生成AI機能を分けて管理します。数字の単位が違うため、1クレジットを完成動画1本と読み替えることはできません。

動画時間は完成動画の書き出し量を考える軸
動画時間は、書き出す動画の長さを基準にした枠です。たとえば、1本5分の動画を10本用意するなら、完成尺の合計は50分になります。この計算は制作計画の出発点ですが、アカウント上の消費量を実測した数字ではありません。
公式の動画時間に関するヘルプでは、同じプロジェクトの初回ダウンロードで枠を差し引き、その後の再ダウンロードでは追加差し引きしないと説明しています。ただし、別プロジェクトの作成や生成AI機能の再実行まで無料になるという意味ではありません。
AI音声の時間は動画時間と別に確認する
ナレーション付きの動画では、動画を書き出せる余裕があっても、音声枠が制約になる場合があります。特に、読み間違いの修正や多言語版の作成では、最初の完成尺だけで必要量を見積もると不足を見落としやすくなります。
AIクレジットの公式ヘルプも、ElevenLabsの音声枠は別の仕組みで管理されると説明しています。予算表には「動画50分、音声50分、生成素材は別枠」のように単位を分けて記録しましょう。使っていない動画枠を音声へ自由に振り替えられるとは考えない方が安全です。
AIクレジットは機能やモデルで消費が変わる
AIクレジットは、生成画像、生成動画、アバターなどの機能に使われます。公式ヘルプではモデルや設定ごとに異なる消費が示され、一部の動画モデルは生成前の見積もり表示を確認する方式です。
同じ数秒の動画でも、音声付きか、どのモデルを使うか、延長を行うかによって必要量が変わります。全ての映像を生成AIで作る計画と、ストック素材を中心に一部だけ生成する計画は、別の予算として考えるべきです。
先に台本と必要シーンを固め、生成が必要な場面を絞ってから見積もりを確認すると、意図しない消費を減らしやすくなります。これは制作管理上の考え方であり、特定の消費量や節約効果を保証するものではありません。
繰り越しと追加購入を混同しない
現行のAIクレジットヘルプでは、未使用分の繰り越しと、有効な有料契約が続く間の期限条件が案内されています。ただし、この説明を動画時間や音声枠にも一律に適用することはできません。
追加AIクレジットには継続課金型と一回購入型があり、500クレジット25米ドルという案内もあります。同じ表示額でも更新の有無が異なるため、単発で必要な追加分なのか、翌月以降も必要なのかを購入前に分けましょう。追加分を買えば解約後も自由に使える、という読み方はしないでください。
自動更新・解約・返金は契約前に確認する
Pictoryの有料契約は、月単位または年単位の前払いで、自動更新が基本です。使わなくなった時点で放置せず、次の更新前に契約状態を確認しましょう。

解約操作と利用終了日は別
公式ヘルプが案内する解約経路は、プロフィールからMy accountを開き、BillingでCancel subscriptionを選ぶ流れです。理由の選択や確認操作を経て完了するため、最初のボタンを押しただけで終了したと判断しないでください。
規約では解約の効力は当該請求期間の終了時に生じ、期間の残りはサービスを利用できるとされています。解約後は、画面上の終了日と自動更新の状態、確認メールを保存しておくと、後で請求内容を照合しやすくなります。本稿は公式案内の整理であり、編集部による解約操作の実測ではありません。
原則返金なしを前提に選ぶ
現行規約では、適用法が要求する場合や別途書面で定めた場合を除き、料金は返金されないとされています。未使用期間、使わなかった枠、プラン変更を理由に日割り返金されると考えないでください。
過去の紹介記事に返金保証の記載があっても、現在の自分の契約へそのまま当てはめることはできません。無料体験を使って評価し、契約期間を決めてから支払う順序が重要です。個別の請求トラブルは、請求日・金額・契約状態が分かる資料をそろえて公式窓口へ確認しましょう。
一時停止も無料とは限らない
2026年7月更新の公式ヘルプには、月額1米ドルでアカウントとプロジェクトデータを維持する一時停止の説明があります。月払い契約では停止から90日後に同じプランで自動再開する案内もあるため、「停止」を解約と同じ意味で選ばないように注意が必要です。
長期間使わない予定なら、停止中の費用、再開日、残りクレジットの扱いを確認します。選択後も課金が残る可能性がある操作なので、画面の文言と自分の希望が一致しているかを最後に見直しましょう。
必要な動画や記録は先に保存する
料金ページのFAQと解約ヘルプでは、解約後のプロジェクト保持に関する表現に差があります。データがいつまで残るかを推測せず、納品用の動画、請求書、素材利用の記録は契約終了前に保存し、必要に応じてサポートへ確認してください。
特に顧客案件では、動画ファイルだけでなく、後日の修正を誰が担当するかも決めておく必要があります。再編集のために再契約が必要になる場合の負担を含め、制作費と維持費を分けて見積もると運用しやすくなります。
ほかの動画生成AIも比較|DomoAI・Viggle AIの料金と用途
Pictory AIのプランだけで予算が合わない場合は、作りたい映像に合わせてDomoAIやViggle AIも比較できます。月額だけでなく、修正・再生成の費用と利用枠をそろえて確認しましょう。以下は公開機能から整理した選び方で、同一条件で実機比較した品質順位ではありません。
※この章には広告・アフィリエイトリンクを含みます。料金は米ドル表示、2026年10月14日確認。年払いの月額換算と月払いは異なります。
DomoAI|画風変換やアニメ調の動画を作りたい人へ
運営会社:DOMOAI PTE. LTD.
所在地:シンガポール(公式ポリシー掲載住所)
個人向け主要プラン:
- Basic:月払い13ドル/年払いは月額換算9ドル
- Standard:月払い42ドル/年払いは月額換算29ドル
- Pro(8,000クレジット):月払い142ドル/年払いは月額換算99ドル
月額換算×12の年額計算値は順に108・348・1,188ドル。決済画面の請求総額・税は別途確認してください。
リラックスモード:Standard・Proの対応モデルで利用可能。全モデルが対象ではなく、Fast Modeのみの機能もあります。対象範囲ではクレジットを消費せず生成できますが、待ち時間が生じます。
向いている人:手持ち動画の画風を変えたい人、アニメ調の映像を試作したい人。作り直す場合は、使う機能がRelax Modeの対象か確認しましょう。
出典:公式料金/公式ポリシー・運営情報
Viggle AI|人物やキャラクターの動きを活用したい人へ
運営会社:WarpEngine Canada Inc.
国:カナダ(公式規約の契約主体)
主要プラン:
- Free:0ドル
- Pro:月払い9.99ドル/年払いは月額換算7.99ドル
- Live:月払い19.99ドル/年払いは月額換算15.99ドル
- Max:月払い79.99ドル/年払いは月額換算63.99ドル
月額換算×12の年額計算値は順に95.88・191.88・767.88ドル。決済画面の請求総額・税は別途確認してください。
リラックスモード:DomoAIと同名のモードは現行料金表で確認できません。有料プランの「Free videos per day」には無制限とありますが、モデル・出力ごとのクレジット消費もあります。全機能の作り直しが追加消費なしとは判断しないでください。
向いている人:人物の差し替えやダンスなど、元動画の動きを生かしたSNS動画を作りたい人。顔や元動画の利用許可も確認します。
各社のクレジットは消費単位が異なり、同じ数字でも作れる本数は同じではありません。動画の長さ・画質・モデル・作り直し回数をそろえて比較し、使いたい機能が無制限枠の対象かも確認しましょう。商用公開では別途、素材と生成物の利用条件を確認してください。
動画生成AIを体系的に学ぶなら生成AIスクールも選択肢
生成回数が増える原因が、構成や依頼文の作り方にある場合は、上位プランへの変更だけでは解決しないこともあります。企画・プロンプト・編集を体系的に学びたい方は、独学に加えて講座や質問サポートも比較できます。
以下は参考記事でも紹介している3校です。Pictory AI専門の講座とは限らないため、対応ツールと商用利用・著作権を扱う範囲を申し込み前に確認してください。
※広告・アフィリエイトリンクを含みます。掲載順は順位ではありません。
個別サポートを重視したい方へ
デジハク生成AI
動画の企画や制作でつまずいた点を相談しながら、生成AIを仕事へ取り入れたい方の候補です。面談・チャットの範囲と、動画生成AIの対象教材を確認しましょう。
幅広い分野から学びたい方へ
DMM 生成AI CAMP 学び放題
画像・動画などのクリエイティブ活用と、生成AIの基礎や業務活用を合わせて学びたい方の候補です。学びたいツールの講座と、質問・実践の機会を確認しましょう。
教材と実践課題で学びたい方へ
バイテック生成AI
動画生成だけでなく文章・画像や業務活用も学びたい方の候補です。教材の閲覧期間、課題へのフィードバック、プランごとのサポート範囲を比較しましょう。
無料相談・セミナーと有料講座は別です。講座内で扱う法務情報の範囲、受講料総額、必要なツール利用料、契約期間・解約条件も確認しましょう。受講によって個別作品の適法性や収益が保証されるものではありません。
Pictory AIの料金でよくある質問
契約時に迷いやすい点を、無料体験・支払方法・追加費用の順に確認します。
ずっと無料で使えますか?
無料体験は14日間の案内です。試用終了後の動画ダウンロードには有料契約が必要とされているため、無料で継続納品できる前提にはしないでください。
年払いにすると必ず得ですか?
長期利用が確実なら比較する価値がありますが、短期間しか使わない場合は月払いの総額が小さくなることがあります。月額換算ではなく、予定する利用期間の支払総額で比べましょう。
有料版なら透かしはなくなりますか?
現行プランカードではStarterに透かしなしが示されています。ただし、書き出し画質や対象機能の細部は契約画面と試用時に確認してください。透かしがないことと、素材の商用利用条件を満たすことは別です。
AIクレジットを買えば音声時間も増えますか?
ElevenLabsの音声枠はAIクレジットとは別管理です。必要なのが音声、動画の書き出し時間、生成素材のどれかを確認してから、追加枠やプラン変更を検討しましょう。
有料契約なら全て商用利用できますか?
料金を支払うだけで、アップロード素材や音楽、人物の肖像などの権利問題が解消するわけではありません。公開先と素材ごとの利用条件を確認する必要があります。
まとめ|制作量を測ってから契約期間を選ぶ
Pictory AIの料金比較では、月払いと年払いの区別に加え、動画時間・音声時間・AIクレジットの3つを分けて見ることが重要です。無料体験で必要な作業を確認し、まずは予定する制作量と利用期間に合う契約を選びましょう。
自動更新、原則返金なし、一時停止の費用も含めて確認しておけば、使っていない期間の支出を見落としにくくなります。機能や導入判断の全体像はPictory AIの総合レビューで、他の候補を探すときはAIツール一覧で確認できます。
本稿は公式公開情報を整理したもので、アカウント登録、課金、生成、解約の実測レビューではありません。料金と条件は変更されるため、契約直前の公式表示を優先してください。
出典・参考情報
情報確認日:2026年10月14日。料金・契約条件の確認資料です。
- Pictory「Pricing」:現行プランカード、年払い・月払い、通貨、無料体験、動画時間、返金の説明
- Pictory Help Center「FAQ – Pricing and Plans」:14日間の無料体験と終了後のダウンロード
- Pictory Help Center「Understanding the New Video-Minute Pricing Structure」:動画時間と同一プロジェクトのダウンロード
- Pictory Help Center「Understanding AI Credits」:生成機能、追加購入、繰り越し、音声枠との区別
- Pictory「Terms of Service」:自動更新、請求期間末の解約、原則返金なし
- Pictory Help Center「How to cancel the subscription?」:解約経路、契約終了までの利用
- Pictory Help Center「How to pause a subscription plan?」:停止中の費用と月払い契約の自動再開
